深良マユミ
 
深良マユミ

深良マユミ

「深良マユミってどんな人?」
07年夏に、電子書籍でデビューした小説家。エンターテインメントでありながら人間の悲しさ、美への憧れ、人生の謎などを感じさせる作品を書くことが目標。影響を受けた作家は、江戸川乱歩、谷崎潤一郎、など。
「深良マユミ」の筆名は、夢野久作の短編小説「巡査辞職」のヒロインの名前。
mixi では「玉藻の前」というネームなので皆様から「玉藻」とよばれている。なのでアカウントも「まゆみふから」に「たまも」をくっつけました(笑)ちなみに「玉藻の前」は、自分では能楽「殺生石」のヒロインの名前のつもりだったが、調べると、天竺、唐をまたいで、美貌と博学と話術で皇帝たちを幻惑し、国家を混乱の渦に陥れた大妖怪の名前であった!

…こういう存在に、私は魅了されるのです。目標にしたいものです(?)

日本のいにしえの美が大好きだが、なかでも能好きさんなので、謡(観世流)と大鼓(高安流)を習っている。09年8月に能舞台で謡いを謡ったときの動画がyoutube にありますので、よろしければどうぞ。


深良マユミより、2009年までに発表した10作品の収録されたCD-R をお求めいただくことも出来ます。こちらをご参照ください。
http://mayumifukaratamamo.blog21.fc2.com/blog-entry-849.html

価格は税込み2000円です。メールいただければ銀行口座のご案内をいたします。
お問い合わせを心よりお待ちしています。

お問い合わせのメールアドレスは  lovelyfox55@gmail.com  でございます。

★★2010.10.15のお知らせ★★
作曲家、鈴木理子さんと作ったアルバム「MFRS」が、ついにネットの店舗にて販売開始!!!!
ここでお求めいただけます。

http://pme.jp/shop/cgi/cue/m_shop.cgi?class=all&keyword=1292&FF=0


長い紹介文をお読みいただき、ありがとうございました。
URL
https://www.facebook.com/mayumifukaraleningrad
 
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深良マユミ 】からのお知らせ

あけましておめでとうございます!旧年中のご愛顧に感謝申し上げます!(1月1日)

式子内親王(新装版)

深良マユミが、平家の勃興と没落の激動の時代の歌人、式子内親王(1149−1201)の作品世界を考察。三十一文字で絢爛かつ優艶な世界を構築した美貌の内親王の愛と鬱屈とは? 彼女の父、後白河院の波乱の生涯は、式子内親王に何をもたらしたのか?

能「定家」のシテで知られる式子内親王を、能マニアの深良マユミが語ります。

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歓楽の都

架空の大都市を舞台とした、男女の愛の不可能性の物語

学者になるべく、名門大学に入った孤独な女子学生。カリスマ的人気を誇りながらスキャンダルで引退した男性ピアニスト。女子学生は、全てをなげうって彼を愛するが……
「この大都市を特定のどこかにしなかったのは、『歓楽の都』が、全ての人にとっての遥かなる浪漫であってほしい、と願ったからだ。」作者談。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんooshimaさん、いつもいつもご感想ありがとうございます。ずーーーっとご支援いただき感謝の言葉もありません!本当にありがとうございます。

    • 2011年7月7日 09:29
  • 深良マユミ

    深良マユミさんkazzさま、ありがとうございます!!嬉しいです^^ご感想お待ちしてますね。

    • 2011年7月7日 09:28

サロメの末裔

奇抜なストーリーと魅力的な文体とで深良マユミの人気を不動にしたファンタジー

永遠の名声が手に入るとしたら、あなたは何を差し出しますか?魔性のものに取引を持ちかけられた三流学者は、名声を得るために愛する女性の命を……発売と同時に、「パピレス」で話題沸騰し、文芸部門でロングセラーとなった深良マユミのファンタジー。

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  • システム

    みひろさん深良マユミ先生、レスありがとうございます!まさかお返事いただくとは思わなかったのでびっくりしてます。12月の塾の冬期講習の帰りにダウンロードして読んだ「サロメの末裔」、本当にすごい小説だなあ、この作者さんはどれだけ博学で教養があるんだ、と感動したのが最初でした。「ある日突然、魅入られて」も大学になって読みました。どちらも構成が非常に凝っていて、人間の二面性と諸行無常というか、人生の悲しい側面が出ている、価値ある小説です。これからも先生のファンであり続けますのでよろしくお願いします。

    • 2014年3月27日 09:24
  • 深良マユミ

    深良マユミさんみひろ様、コメント誠にありがとうございます!いやいや、私が携帯の「パピレス」のサイトでリリースしていた頃の読者様とは!!なんとも感動します。あれは2007年でしたから、もう6年以上も前になりますね。その当時高校生だった方が、今年大学をご卒業されるということでしょうか(間違っていたらごめんなさい)。みひろ様にとっての、山あり谷ありの青春のなかに、拙作をお読みになる日々があったとしたら、書き手としてはこれにまさる喜びはありません。小説家は、この世の中の現実から息抜きしたい人のために「よくできたウソ」を語りづつけるのですから。本当にお言葉ありがとうございます。そして、ご就職おめでとうございます。みひろ様の社会人としての旅立ちを謹んでお祝いいたします!!

    • 2014年3月26日 20:54

九相図

「汝は早く腐敗しろ、腐って爛れて虫が湧けばこのような誘惑には陥らないから」

(2015年7月発表)平安時代末期。かつては貴族の若様であった僧侶、聖空(しょうくう)は、人間の屍体が腐乱してゆく状態を観察し、肉体の不浄を認識することで愛欲から逃れる「九相観(くそうかん)」の修行を試みることになった。
都から運ばれた屍体は、若くして病で死んだ美しい娼婦であった。
屍体であるゆえの妖美な魅力に、聖空は理性で抵抗するが、ついに寺をゆるがす大事件が起こる。
耽美で妖麗、幻想的でありながら皮肉で残酷な深良マユミの世界へようこそ。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんカナザワ様、コメントありがとうございます。非常に的を得たご感想をいただき感動しております。確かに「九相図」は、自分の全てを捨てても悔いがない、という愛に身を捧げる人間の劇でございます。最初は「怪奇小説」を書きたかったのですが、書き始めると違う方向に行ってしまいました(苦笑)怪奇小説って書いたことがないので書きたかったのですよ。それには現代日本を舞台にすると、ネットとかSNS とか携帯とかの現代のツールが邪魔になるので、わざわざ平安時代を狙ったのですけどねえ(笑)九相図は、わたくしのような「日本のいにしえ」が好きなものにとっては必須科目でございます。ご存知とは思いますが、九相図は、小野小町伝説とも関わりがありますね。小野小町の白骨が、野原にさらされていて、骸骨の眼窩からススキが出ていた、というあれですね。仏教界が「美女の美しさなどは意味のないもの」という教えを強調するための九相図だったはずがなぜか美術の分野の一つになってしまった、というのは、まことに日本人の風流さ(というのは変な言い方かもしれませんが)、諸行無常の概念すらも、美的なものに変容させてしまうという一種の耽美さを意味しているようで、実に深いなあと思います。まだまだ仏教と美術について学び足りないことが分かったので、これからも勉強いたします。コメント本当にありがとうございました。

    • 2015年8月4日 20:56
  • システム

    カナザワさん変態性欲小説と見せかけていますが、実は非常にまじめなヒューマニズム小説!愛の成就の為にすべてを捨てて突っ走るキャラはさすがに深良作品の申し子!!現代日本を舞台にしたらそういう小説を書くのが難しいという事を作者さんはよく理解しているから平安期のファンタジーにしたのです。

    • 2015年8月3日 17:42

美女はいかにして死ぬか

「我が身の美しさゆえに運命が狂う、命を落とすなんて、そういう人生をわたくしも送ってみたい!」

(2016年2月発表)日本を代表する企業の一族の御曹司として生を受けた「私」が、なぜ実の母親を殺すに至ったか?雷雨の中をFJクルーザーが疾走する。思索と幻想の深良ワールドへようこそ。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんどみんごさん、素晴らしいコメントいただきありがとうございます!!!またもや、強烈かつ偏執的なキャラクターを作ってしまいました(苦笑)。「雨の日に読むと良いかもしれない」というのは確かにそうですね。どうも私は、作中人物の心理を天候に投影させる癖があるなあと自分でも思っております。それは谷崎潤一郎などもそうだったのですが、まだまだ私は表現力というか語彙が足りないと痛感しています。そうそう、3月にも新作を2作出しますのでよろしくお願いします!!!!いつもご愛読ありがとうございます。

    • 2016年2月18日 09:30
  • どみんご

    どみんごさん深良ワールド幻想なのか?現実なのか?果たして最後の女性とは。雨の日に読むと良いかもしれないです。

    • 2016年2月15日 17:37

エウメニデス

私は卑怯者だった。それほど彼女が憎いのならば、彼女を殺して自分も死ぬべきだったと今ならば思う。狂おしいほど人を愛するとは、そういうことだ

(2013年3月発表)架空の大都市を舞台にした、不幸で不実な愛の物語。「エウメニデス」とはギリシャ神話に登場する復讐の女神である。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん月の輪熊様、どうも「エウメニデス」もお読み頂きましてありがとうございます。主人公ましたの生業はどうしても「刑務所で囚人の監視をする刑務官」でなくてはならないと思いまして、そういたしました。囚人達は、自らの冒した罪の「復讐」を受けている。主人公はその有様をつねに観ているのでございます。そして彼は「復讐」と言う魔物に取り憑かれると、まあ、こういう流れにしたつもりです。ところでタイトルの「エウメニデス」ですが、最初は「エウメニデス 復讐の女神たち」として、「復讐の女神たち」は小さい文副タイトルにしたかったのですが、どうも電子書籍ですとそういう字の大きさを換えるとかできないのです(本文なら出来ますがタイトルは出来なかった、と言う意味です)なので「エウメニデス」だけで納めました。でも、今見直すとこのほうが良いかもしれません。コメント本当に嬉しく、心から感謝いたします!!

    • 2013年7月10日 09:12
  • システム

    月の輪熊さん運河は浮世のメタファー。なおかつ、ひめられた愛のメタファー。刑務所の囚人達と主人公の青年の妄執には、ギリシャ演劇が非常にはまる。

    • 2013年7月9日 18:41

ストリップ

証券会社に勤務する43歳の金融アナリスト、永瀬の秘密の欲望、それは「女性のように美しい、贅をこらしたドレスを着てみたい」であった。理解者である美女デザイナーに永瀬は憧れるが…

(2014年12月発表)
久しぶりに現代日本を舞台にした深良の新作は、過激で皮肉で、暴力的な匂いが満載。
証券会社勤務の「欧米株市場専門アナリスト」の永瀬には隠れた欲望があった。彼はその欲望をかなえようと、「無駄に豪華な、無駄にロマンティックな美しい衣装」を求めて、ロリータドレスを買いあさるようになる。
ある日ネットで、最高級の友禅のきものをオーダーメイドのドレスに仕立てるショップを知り、一目で魅了される。絢爛たる色彩の友禅のドレスに永瀬は有頂天になるが、美男子とはほど遠い自分の顔に、次第に憂鬱になる。そんな彼がとった方法は?
過激なフェティシズムを描いた深良マユミの問題作。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん追伸:今年は7月か8月にも新作を2作出します!!!!!ご期待くださいませ!

    • 2015年3月24日 12:37
  • 深良マユミ

    深良マユミさん眼球譚様、大変お返事が遅くなりまして申し訳ありません!!心よりお詫び申し上げます。さて、拙作「ストリップ」を実に深く読み込んでくださり、筆者としてこれ以上の喜びはございません。まさにおっしゃる通り、私は「非理性と理性」のコントラストをつけるために、ジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルダ」を冒頭にもって北野であります。最初は、女主人公が経営する店の名前を「マダム・エドワルダ」にすることも考えたのですが、長過ぎるのでやめました(笑)その代わりに、このお話は「衣装」が人の運命を動かすのだということをはっきりさせるために、同じく「衣装」が出てくる能の「羽衣」とリンクさせるために「月宮殿」を選んだ訳でございます。実に的確に推理していただき有り難い限りです。「羽衣」は、大鼓を習っている人間にとっては意義深い曲です。なにしろ教科書の最初にある曲なので^^ ともあれ、この「ストリップ」という物語は、おそらく自分でも思っている以上に「深良マユミ」の本質が露骨に出ている物語かなと思っています。つまり、深良の文学とは救いのない文学であるのかもしれません(苦笑)しかし、袋小路に活路を見出すのが人間の最上の生き方だと私は思っております。これからも精進し、私に課せられた仕事(美と知こそが人間の一生にひかりをもたらすことを広める)をやって行きたいと思います。コメントをいただきましたこと、本当に嬉しく思っております。

    • 2015年3月24日 12:36

朱と墨

「いつかは刺青(いれずみ)についての小説を書こうと思っていました。刺青は、天然の美と人工の美の衝突だと思っています」筆者談。

(2015年2月発表)深良マユミの2015年最初の作品は、谷崎潤一郎のデビュー作「刺青(しせい)」へのオマージュとも言うべき、刺青(いれずみ)をテーマにした異色作。
日本画家をめざしながら刺青への道に進んだ女刺青師、水庭麗子と、彼女を愛する男達の策略と野望と情念が妖しく交差する。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん慶太様、お返事が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした!浅学非才のわたくしに対して、身に余るたいそうなお言葉に、穴があったら入りたいような、背中に汗冷や汗が流れるような気分でおります。ありがとうございます。さて、谷崎潤一郎と言えば、先般、制作ノートを写真に写した印画紙が255枚発見されたというニュースが思い浮かびますね。わたくしはそれを聞きまして、非常に強い感慨を覚えましたよ。感慨の一つは、あの博覧強記の谷崎でさえ、ネタ帳(これは私の用語です 笑)に書き付けていたんだな、という親近感で、もう一つは、このネタ帳を失う事を彼がどれほど恐怖していたかということです。戦時下であることを考えると、まさにその恐怖はひしひしとした切迫感であったに違いなく、谷崎は生命ある限りこのノートを残そうと決意し、それが「写真撮影」という行為に現れていたのだと、本当に胸につきあげるものがあります。わたくしも、何かあった時のために、就寝時はネタ帳は手に届くところにおき、昼は必ず手元におきます(苦笑)。ただ、写真撮影はしていないのでしないと… まあそれはおいて、やはりこのように、自分の「思考の痕跡」を何が何でも残そうとする谷崎は、根っからの「文筆家」であったのだと、ますます谷崎への尊敬の念が強くなりました。あのような優れた文筆家、物語作家には到底及ぶべくもない私ですが、良い作品をつくる努力だけは惜しむまい、読んでくださる方に恥じるような作は書くまい、とあらためて思っています。このたびは拙作へのご感想をお知らせいただき本当にありがとうございます。7月に出る新作もよろしくお願いします。

    • 2015年4月11日 17:41
  • システム

    慶太さん女性の刺青師というのが斬新です。そしてラストシーンが見事に谷崎の「刺青」のネガであることがわかり、これを考え付く才能に感心します。
    刺青とやくざはよくあり組み合わせですが、それに色欲と純愛をひそませるのは、この作家でなければ思いつかないでしょうね。深良マユミさんが30年に一人出るかでないかの傑出した小説家であることがわかります。

    • 2015年4月5日 16:15

罪の恋人

男女の関係なんて、背徳感がなければ気が抜けたビールと同じ。私はあなたと、罪なことがしたい。

(2015年7月発表)私のエロティシズムについての考えは、彼との関係で形成された。15歳上の、ヴィリエ・ド・リラダンの研究者。黒いトレンチコートが似合う、細身で長身の、知性と気迫と、退廃と優雅が詰まっていたあの彼に。
20歳の女子大生と35歳の研究者の、奇妙で危険で衒学的な恋愛関係の行方はいかに?
リラダン、ラヴェル、ニーチェ、ピンク・フロイド、ヘーゲル。深良マユミ世界を彩る芸術的なアイコンも満載された華麗な短編。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんカナザワ様、こちらにもコメント頂きまして、しかも、私の崇拝する谷崎先生の「鍵」と比較してくださいまして、光栄で緊張してしまいます(笑)。私は高校1年のときに「痴人の愛」を読んで以来谷崎世界の囚われ人です(笑)谷崎以外には江戸川乱歩にも多大な影響を受けておりますが、殺人トリックを考え出すほど頭脳が鋭くないので、このようなお話を書いているわけです。もちろん拙作「罪の恋人」は芸術的完成度において「鍵」の足元にも及んでいませんが、主人公のペアが「技巧的なセックス」に走るところは共通しています。「鍵」ほど濃厚な男女の性愛が書けるような気がしませんが、いつかは書けるようになりたいですねえ。でも、本当のことを言うと、私は男女の性愛をテーマにしたものは、もう二度と書けないかもしれないと思っております(苦笑)なぜなら、私は男性よりも着物とか茶碗とか日本刀の方が好きだからです(大笑)まことに本作を詳しくお読みいただきましてありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

    • 2015年8月4日 21:09
  • システム

    カナザワさんこの小説は谷崎の「鍵」とテーマが共通している。すなわち「性愛の快楽を追求する
    という一見皮相的な行動様式によって逆に人間存在の深遠な謎、生の複雑さを浮き彫りにする文学なのである。研究者も女子大生も恋愛のためなら道徳くそくらえの無軌道な連中だが、一方で妙に相手に義理堅いのが興味深い。深良作品のキャラクターを見ていると「人間は一面的ではない」ことがあざやかに、はっきりと見て取れる。読後感が非常に重層的で、良い文学を読んだ!という感動に浸れる。まったくもってすごい才能である。

    • 2015年8月3日 17:38

夢と知りせば

彼女への思いは今、こんな歳になってもまだ、怒りと愛着との両極端があって、それにいつも僕は引き裂かれている。

(2015年2月発表)17年前のこと。小野小町と王朝文学を研究する、知的で爽やかな女性に僕は恋をした。
しかし、彼女とは永遠に会うことはないだろう。なぜなら………

年月を経て小説家となった「僕」が語る、切なくも痛い思い出。

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ベーグルと花とファースト・レディー

1994年のNew York。硬くて重たいベーグル。Upper East Side のアートスクールでの楽しい日々。何もかもが懐かしい。

深良マユミがまだ、小説家ではなかった頃。思いもよらぬ海外赴任が舞い込んできた。場所はNew York。Manhattan で生活することになった深良の涙あり、笑いありの物語

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白大島の女

あの、加賀友禅が登場する小説「ストリップ」に続いて深良が再び贈る「着物小説」。

42歳の大学准教授、泉田は、偽名で右翼的なホームページを立ち上げたが...
「モノ」しか愛せない人物ばかり登場する深良の世界へようこそ。

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クオドリベット 上巻

愛と謀略、打算と情念!07年にパピレスのケイタイサイトで旋風を巻き起こした深良マユミのデビュー作!

佐竹碧(さたけ みどり)の夫は金融業界人。38歳で執行役員となり40歳の若さで子会社社長に上りつめた。社長夫人である碧の日常は、来客が来たら座を盛り上げるために経済の勉強をし、夫のサポートに徹するという気疲れするものである。その夫、佐竹柊(さたけ しゅう)は「投資案件全戦全勝!」を合い言葉に精勤する毎日だが、そのかたわらで碧の心には漠然としたモヤモヤが広がる。
ある晩、佐竹家に来客が。もちろん企業への投資にかけてのプロである柊に助言を求めるのが目的であったが、そのゲストは、金融界とは一見遠い存在の、銀座に店を構える呉服店の若旦那であった。名は茅島融(かやしま とおる)。生業そのままの、粋な着物で現れた彼は、碧と同い年で眼が覚めるような美青年であった。
呉服店「かやしま」は経営立て直しの最中らしいが、融だけ見ているとそのような陰りは分からない。碧は彼と親密になりたいと願うが……

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クオドリベット 中巻

一見華やかだが、孤独を抱えた人物達の饗宴「クオドリベット」…この題名こそがほとんど、作品の内実、履歴だと思っている(作者談)。

碧(みどり)が佐竹柊(さたけ しゅう)と結婚して7年が経った。その間、夫のキャリアは碧の内助の功もあって右肩上がり。投資会社の社長に引き抜かれるまでになり、碧も「エリートの奥さま」として恥ずかしくない日常を送るべく暮らしていた。子供はいない。
経営が傾きかけた老舗呉服店、「かやしま」の6代目社長、茅島融(かやしま とおる)が、紹介で柊のもとにコンサルティングにやって来た。その貴公子的な美貌に心を奪われた碧は勇気をふるって彼に近づき、幸いにも融も彼女を気に入り、両者は忍び会う仲となる。白檀の香りを漂わせ、鼓を奏し、独自の芸術論を語る融に陶然とする碧は、一方で今の恵まれた生活を捨てる気はなく、ことさら彼に溺れないよう抑制を自らに課す。
そんな時、佐竹夫妻は夏休みを韓国の済州島で過ごすが、そのリゾートホテルで碧は驚くべきことを夫から聞く。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんooshima takehikoさん、江戸川乱歩をお読みいただきましてありがとうございます!^^ 江戸川乱歩は、厭人癖でありながら寂しがりやだった方ではないかなと、勝手に推測しておりまして、その葛藤こそが、トリックを駆使して読者を幻惑したり、知的ゲームをしかけたりというジャンル「探偵小説」に彼を向かわせたのだろうと思っております。あ。ところで、拙作は論文などと言う良いものではないので^^; エッセイですので^^; 

    • 2011年8月10日 17:50
  • システム

    ooshima takehikoさんforknの江戸川乱歩も読ませていただきました!!乱歩は推理小説のパイオニアであるとともに、日本的な惻隠の情とはにかみを持ち続けたところが魅力なのだと、深良さんの論文で理解しました!

    • 2011年8月9日 13:32

クオドリベット 下巻

意外な真相が、今読者の眼前に明かされる。愛と謀略と、打算と情念との混声曲(クオドリベット)のフィナーレ。

茅島融(かやしま とおる)の趣味は、鼓の他に絵を描くこと。碧(みどり)は、かねてからヌードを描かせてくれとせがまれてモデルになったが、そこで融の隠された性癖を知ってしまう。
碧は、融の素顔を知らなければ恐ろしいことになるのでは、という不安と混乱から彼の素行を探偵事務所に探らせることに決める。柊(しゅう)が前妻を捜すために秘書に命じてピックアップさせた興信所から「篠宮探偵事務所」に目を付け、依頼するべく千代田区平河町にあるオフィスに出向くが、そこは主任調査員がゴシックロリータファッションに凝っていて、事務員のメガネの青年、竜ヶ崎(りゅうがさき)が、彼女にいいようにからかわれていた。碧は来たことを後悔するが、業界随一の実績なのだ。
主任調査員は、篠宮舞衣子(しのみや まいこ)といい、代表者の娘であるらしい。依頼を受けた彼女が早速碧に言った言葉は「あなた、アイドル声優のササユキミドリさん…でしたよね?」

それは、碧のあまり触れられたくない過去だった。

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  • システム

    ooshima takehikoさん顕著な特徴は、決して恋人同士が相互理解に至らない、ってことですが、その悲喜劇の舞台装置が、クオドリベットの場合、舞衣子という特殊職業の人物によっておもしろくなっている。すごいです。この、かっとんだキャラクターを造る頭脳が。

    • 2011年8月21日 23:47
  • システム

    ooshima takehikoさんブラヴォー!!読み直すとちょっと金融界の状況が古いですが体質は変わらないと判ります。深良作品の顕著な特徴は、「」

    • 2011年8月21日 23:41

宇治の橋姫

「さむしろに 衣かたしき こよひもや 我を待つらん 宇治の橋姫」 古今和歌集巻第十四 恋歌四 よみびとしらず

(2013年10月発表)主人公の役職「衛門の督(えもんのかみ)」は、「源氏物語」の作中人物の「柏木」の役職でもあります。
「源氏物語」で女三宮と密通して罪の意識で悶死する青年です。
この小説での「衛門の督」は、一体??

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん冬の秋刀魚さまコメントどうもありがとうございます!お返事おくれて申し訳ありませんでした。そうですね。道長は関白になった事はないのですが、何しろ道長の日記が「御堂関白記」という呼び名が定着したので、そう思っている方が多い。でもせめて教科書では正確に書いてもらいたいですけどね〜。道長がなったのは「内覧」でございます。長徳元年(995年)、5月11日に「太政官雑事を天禄3年(972年)に権中納言兼通に命じた例に准じて内覧させる」という宣旨が、一条天皇から道長に下ったのでした。一条天皇の生母の詮子さんの説得でしたねえ。「関白」になれば、ただ天皇に対して助言するだけですが、「太政官雑事」を内覧できるという事は、太政官、つまり全ての公卿に対する指揮権を行使できるという意味です。つまり政治の実権をほとんどすべて握る、ということで、これを勤めた事が結果として道長の栄誉に繋がって行ったと思います。本人は極めて多忙だったでしょうが…そういう意味では道長は、もちろん強運な人でしたが判断能力が優れていましたね。私は政治家ではありませんが、あやかりたいと思います(笑)ところで、和歌について言及してくださりありがとうございます。平安文学に就いて勉強するだけでは、平安時代小説は書けないと思ったので、和歌を自分でも詠むように心がけました。これからも精進して日本のいにしえの精神文化の素晴らしさを伝えたいと思います。

    • 2013年12月8日 11:11
  • システム

    冬の秋刀魚さんこの作者さんは平安時代の風俗とか食べ物とか地理とか暦とか地位とかをすべて正しく書いているのがすごい。専門家でないとしたらかなり資料を読み込んでいるね。藤原満長は「藤原道長」のもじりだろうけど、だとしたらこの人が「関白」ってことだけがうそだけどね。道長は関白になったことはない。道長はずっと内覧で、摂政になった人だからね。でも一番すばらしいのは和歌をまじめに詠んでいることだね。和歌をまじめに詠まないで王朝文学の研究はできないからね。これほどの才能が日の目を見ないとしたら、日本文化と文学にとっては大変な損失である。このように、面白くて勉強にもなる小説こそ出版社は書籍として出すべきだ。」

    • 2013年12月2日 21:30

花骸(はなむくろ)

世にも珍しい紫色の椿があった。それを毎晩一本切り取るために訪れる「四位の少将」。百夜、その椿を捧げるために、毎晩彼は訪れる。

(2013年11月発表)深良マユミの平安王朝物語、第二弾。
百夜通うのは「深草の少将」。こちらの「四位の少将」は椿の花を折り取るために通う。そこには、年若い帝の思惑が。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんooshimatakehikoさん、コメントどうもありがとうございます!!いつも拙作を愛読していただき感謝の言葉もありません!「花骸」」の陰の主役が主上というのはおっしゃる通りでさすがの炯眼です。ヒューマニズムが前に出ている、のかどうかはなんともいえません(笑)作者としては、もっと四位の少将の性格を重文に書いた方が良かったなあとも思っております。そこが「慌てて作り上げた」なんですよね。しかしながら、この作を書いたおかげで平安京の地理は完全に頭に入りました(笑)どうも込めんとありがとうございました。12月に出る新作小説もよろしくお願いします。

    • 2013年11月26日 11:57
  • システム

    ooshimatakehikoさんこのお話の影の主役は主上です。家庭に恵まれず、人間との関係の築き方がへたくそな少年が、誠実で真剣な男の生き方を見て多少の学びを得る物語だと思うとおもしろい。この作者さんの作品としては珍しいくらい、ヒューマニズムが前に出ていると思いました。率直に申し上げると「宇治の橋姫」のほうが構成が素晴らしいです。こちらは少しあわてて作り上げたという感がある。

    • 2013年11月25日 15:51

作りし罪も消えぬべし

深良の王朝物語は今回は「院政時代」を舞台に、一人の女房の怪死を巡る陰謀と秘密の物語。

(2013年12月発表)
光秋門院馨子(きょうこ)内親王の邸の女房が高見櫓から落下して死んだ。
事件を調査する北面の武士、大江は、同僚の女房から驚愕の事実を聞くが……

後白河上皇マニアであると同時に「愛と謀略、打算と情念」の陰険なお話ばかり書いている深良マユミにしか書けない平安王朝王朝ミステリー。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん四条河原様、コメントありがとうございます。私が書きたかったテーマを極めて正確に見ぬいてくださり、とても嬉しいです。男女の愛が実らずに、枯れてゆく光景というのを私は書きたかった訳です。
    で、舞台が平安末期より、現代の方が良かったかもしれないというご指摘ですが、実は私は来年ある計画がありましてそのために平安時代の勉強をする必要があったので、練習として「平安時代」の人物を創作してみた訳です。その「ある計画」とは、今月はじめに出しましたCD-R のなかの動画ですべて説明してありますので、よろしければご検討くださいませ。CD-Rの内容についてはここで説明してありますのでどうかご高覧くださいませ。良いお年をお迎えください。http://mayumifukaratamamo.blog21.fc2.com/blog-entry-1179.html

    • 2013年12月27日 11:44
  • システム

    四条河原さん独特の緊張感にあふれたミステリー。芥川龍之介の「藪の中」に似ているが芥川と違って、愛に飢えた女性の切迫した孤独感と恐怖感がテーマになっている。光秋門院は、夫に愛されない苦悩、苦悩を誰からも理解してもらえない孤独感を密通で紛らわしているがそんな女性は現代にもいくらでもいる。光秋門院は怪物で、人を殺すのを何とも思わない冷酷な女だが、生まれつきこうだったわけではない。できればこれは現代日本を舞台にして書いてほしかった気がする。下手に平安末期にしたので時代背景の勉強をしないとわからないのでそれが勿体ないです。

    • 2013年12月24日 14:52

P座標、原点

「これは茶番を裏返し、茶番を超えたナンセンス劇をつくる企てだ」作中人物の独白

ヤクザの末端組織で、女たち相手に詐欺行為を働いて生きる男、武藤。留学中に出会った男性と結婚し、何不自由ない生活を送る人妻、楓子(かえでこ)。全く接点のない男女が、ある日……東京のヤミ世界に生きる人間を描いた、深良マユミの話題作。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん白楽天様、どうもコメントありがとうございます!そしてお返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。この「P座標、原点」は、結構長い時間をかけて書きました。東京の裏社会とかヤクザについての小説を書きたいなあと思って板敷きがありまして、少しづつ雑誌の記事などを集め、そこにありました「綺麗な女性の口車に乗ってバーに行ったら、ピーナッツが2000円で水割り一杯が6000円だった」とか「ナンパした女性とホテルに行ったら、その女性は消えてヤーさんが登場して恐喝される」という記事を読みまして、思いついたのが発端です。武藤みたいな女性を騙して(弱みを握って)金をゆする小悪党は実在すると思います。でも、おれおれ詐欺に比べれば効率が悪い気もします(大笑)あと、どうも女主人公の楓子(かえでこ)さんが、私に似ているとおっしゃる方が多くて困っています(笑)というのはウソで、読者の皆様が、「これは作者の自画像だろうか」と少しでも思っていただければ、面白いなあと思いながら、執筆していました。まあ楓子さんのほうが、エリートの家庭のお嬢様です。私自身は全然そんなことはなく一般的な育ちです。留学はさせてもらいましたが……

    • 2014年5月25日 16:29
  • システム

    白楽天さん地味ながら深良様の隠れた傑作です。育ちが良い、美貌な人妻が後ろ暗い犯罪者もどきの、口だけが達者な中年に、あわや心を掴まれそうになるというのに、非常にリアリティを感じた。

    • 2014年5月19日 20:27

贋造宝石

「一体、こういうお話が小説と呼べるのか、と自問自答しながら書きました」作者談

財界の大物一族である比佐(ひさ)家の未亡人、京子と、若い頃彼女に思いを捧げていた老いた能楽師の村越(むらこし)。そして、村越と長い確執の末、能の道に進むことを決意したその息子の幸宏(ゆきひろ)。
「朧草子 雪月花星雨雲光の物語」の中の「月下の墓地」の後日譚ですので、「朧草子 雪月花星雨雲光の物語」をあらかじめお読みになることをお勧めします。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん江戸紫さん、コメントありがとうございます!実はこのお話は全く違うストーリーで書く筈でした。そのストーリーでは、男主人公の村越幸宏は、オペラ演出家になりそこなって小説家デビューしたけれど、今では売れなくなって焦っている中年で、したがって金に困っているのですが、その貧乏ぶりを隠して、美貌の日本画家と恋仲になります。しかし、彼の冴えない惨めったらしい生活がだんだんに彼女にバレてきて、切羽詰まった男は…というストーリーを考えていたのですが、書けませんでした。なぜ書けなかったのかと言うと、気に入った結末が頭に浮かんでこなかったのです。考えても考えても、「これだ」という結末が天から降りてこなかったので、今まで考えていたものを全て捨てて、このお話になったと言う訳です。いやいや、本当に、良い結末が浮かばないと言うただそれだけで、書けなくなると言う自分は、作家としてますいのか、馬鹿正直なのか、どちらなのかと自問自答しています。ともあれ、もはや「贋造宝石」という小説はこの時点でこういうお話として、作者の手から離れたと言う事実が残るのみでございます。これからも「深良マユミにしか書けない世界」を書いてゆきたいと存じます。

    • 2013年5月31日 22:13
  • システム

    江戸紫さん能の世界の因襲の物語と思いきや、美女と財閥の奥方の戦いだった。どっちが勝っても血が吹き出しそう(^-^;

    • 2013年5月30日 18:11

逆髪(さかがみ)

私は、彼のある部分は無条件に愛したのですが、ある部分には嫌悪をもっていたし、情けない人だとも感じた。愛しながら憎んでいたのです。

女流作家の深津(ふかつ)は、昭和40年代に一世を風靡した小説家、戯曲作家、女優の鈴木るりかにインタビューするべく、彼女が隠遁している郊外のある寺院に赴く。
昭和51年に、薬物所持で逮捕されると言う衝撃的な事件を起こし、その後は完全に筆を断ったるりかの心理に興味を持った深津は、その当時を回顧してくれるように懇願する。

執着しながらも幻滅し、愛しさと嫌悪を抱きながらも離れられない男女を、深良マユミが独特の語り口で描く「愛の地獄」の小説。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん天橋立さま、コメントありがとうございます。最高の文学作品、などとおっしゃられると非常に慌てます(苦笑)今読み直すと、気に入らないところがいろいろあるので…来年も本質的な部分を高めるためにいろいろと励みます。お言葉まことにありがとうございました。良いお年をお迎えください^^

    • 2013年12月27日 11:46
  • システム

    天橋立さん西陣の帯のように精密で、綿密な考えのもとに構築された最高の文学作品。登場人物の痛々しい生き方を優美に描く技術。文章の美しさとマネのできない哲学的な世界観がいい。

    • 2013年12月24日 14:59

レニングラード(新装版)

「圧倒的な敵に包囲されて、傷つきながらも耐えて反撃を試みるレニングラード。それは、もはや現在の日本そのものではなかろうか」

この小説を、東日本大震災の全ての犠牲者の方、被災者の方、そして、オーケストラ・ダスビダーニャに捧げます。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん月の輪熊様はじめまして。いやいや、どうも本当に過分なお言葉を頂きまして、感謝の限りです。「価値のある文学者」にはまだまだ及んでおりませんが、そうなるために常に精進しているつもりです。架空の物語によって人は心を慰められ、明日に向かって生きる気力が湧いてくるのだと信じている私にとって、読者様からのご感想が最も嬉しいのです。
    「源氏物語」のように、人生と思想と愛の悲しみを流麗に描いたお話をいつかは書きたいと思います。本当にありがとうございました。

    • 2013年7月10日 09:00
  • システム

    月の輪熊さん日本の出版社には、もっと価値のある文学者をバックアップしてもらいたい。この深良様のような、豪華な物語を書く人を。

    • 2013年7月9日 16:54

IRRESISTIBLE

避けがたいほど、魅惑的

バラの花の咲く庭で、少女は不思議な少年にであう…美と芸術とに魅せられた「少女」は、やがて演劇の世界に入り、女優を目指すが…「パピレス」の有料会員向けに連載され、会員が3割増加した人気作品。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさん白楽天さま、どうも気がつくのが遅くなりましてすみません(汗汗)
    身に余るコメントありがとうございます。かなり深く読みとっていただきまして、実にありがたく嬉しい限りです。IRRESISTIBLEはずいぶん昔に書いたものなので、今読み直すと気に入らないところが多いのですが(苦笑)時間をかけて書いただけあって、今の自分が思いつかないような展開を見せていて、良い意味でのアマチュアリズムがありますね。
    この、良い意味でのアマチュアリズムをこれから取り戻した方がいいのかな、と思っているところでございます。
    最後になりましたが拙作を楽しんでいただきまして大変嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。

    • 2013年7月24日 11:17
  • システム

    白楽天さん幼い頃に出会った幻の人と、成長してからまた巡りあうというのは文学作品でしばしば使われる手法である。深良さんのこの手法を、ヒロインの少女が、愛する人との離別を経験し、大人の女の世界を垣間見るまさにその瞬間に重ねているあたりがうまい。大人といってもまだ未熟な部分があり、それゆえに少女は物語のなかで、社会の嫌な面を味わうことになる。具体的には女の嫉妬。ちょっとこの、少女を憎悪する敵役の性格の作り方がステレオタイプなのが残念である。物語自体は、ステレオタイプどころか、少女の子どものころを過ごした町の風景、名門女子校での同級生への強い友情と憧れと大人の愛へのほんの少しの嫌悪感、大学生になった少女が人生へ船出し演劇を志して仲間と触れ合うなどのエピソードが、まさに主人公の愛するヘリオトロープの香りとおもに綴られる。深良さんの文章の、優美できっちりと整った性質がじつに主人公の性格にあてはまっている。多分こういうお話は吉屋信子さんの小説を愛好するような方にはたまらない魅力があるはず。乙女が、乙女を愛しながら書いた小説だ。

    • 2013年7月19日 18:13

朧草子(おぼろぞうし) 雪月花星雨雲光の物語

雪、月、花、星、雨、雲、光をテーマに深良マユミが挑んだ新境地

「日本の美意識とは、自然現象と人間の融和を尊ぶ心からはじまる」作者談。

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シュガーリィ・サマー(新装版)

実らないからこそ、この恋は価値がある…

出版社の総務部に勤務する瀬川。多忙な毎日を送る彼の部署にやってきた派遣社員、涼子。彼女に思わず惹かれてゆく瀬川だが……「突然の別れ」「思いがけない再会」など、大人の男女の物語。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんooshima takehikoさん、「RE★SET」お聴きいただけましたか??^^趣味のよい大人の上等な情報番組でご紹介いただき、作家としてありがたいことです!なかなか新作を書けなくて申し訳ないですが、これまでの作品に美しいビジュアルをつけることで皆様に喜んで頂くプランです。今後もどうかワタシから目を離さないでくださいませね!

    • 2011年8月18日 09:19
  • システム

    ooshima takehikoさんFM世田谷83.4Mhzで本日ご紹介されるとのこと。私も嬉しいです。FM世田谷さんは目が高いですね!

    • 2011年8月16日 07:26

夢見ごこち

夢から醒めても、リアルの世界もまたフィクション 

高校2年の天野瑤子が、真夏の東京タワーで出会った人物とは???
深良の人気作品「僕がいなくてさびしくないの」のスピンオフ小説かもしれない小説。

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抱いてやろうか

深良マユミ初の時代劇は、江戸時代末期の深川が舞台!

深川一の売れっ子芸妓、梅奴(うめやっこ)の胸に秘めた恋。表紙は喜多川歌麿の「当世獅子揃 鷺娘」(寛政5、6年)。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんooshima takehikoさん、ご感想ありがとうございますね!!!じっくり読んで頂きましてこんなに嬉しいことはありません。今後も応援して頂ければ幸いです!

    • 2011年7月25日 09:31
  • システム

    ooshima takehikoさん江梅奴は江戸の女だけど、自分の心の声が分からなくなっていたというところに、現代にも通じるものを感じます。
    好きな男に素直になれなかった女と、真実を隠して生きなくてはならない男の、一瞬の感情の煌めきにぐっときました。

    • 2011年7月24日 13:55

僕がいなくてさびしくないの

ブリティッシュ・ロックの名曲に彩られた不思議な恋物語

インディーズの人気ロック歌手、美貌でパワフルなきあらと、冴えない中年衣装デザイナーの大河原。「美と芸術と片思い」をテーマに深良マユミが贈る、ひねった恋物語。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんoochima takehikoさん、ネタバレを気遣ってくださいましてありがとうございます(笑)この小説は恋愛小説というよりは、自分では「片思い小説」と思っております。ピンク・フロイドとシド・バレットのファンの方に気に入って頂ければ喜びますが、そのあたりは自信がありません^^; 70年代ロックが自分の世界観と美意識に染み付いていることはよーく自覚してます^^ 

    • 2011年7月25日 09:37
  • システム

    ooshima takehikoさんヒロインきあらの、くそ真面目なほどの歌に没頭する姿勢が、どうしても作者さんに重なるが、そういう読み方はせずに、ロックがいっぱい出てきて懐かしいなぁと感慨を覚えましょう。筋は語るとネタバレになるのですが、ラストに泣きました。

    • 2011年7月24日 14:10

ロックス・アンド・チェインズ

グローバル金融に生きる現代人の孤独を描いたサスペンス

 FX 会社で敏腕アナリストとして多忙を極める「僕」は、ギャラリーでモノクロの美女の写真に心惹かれるが……。怒濤の展開のサスペンス。

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  • 深良マユミ

    深良マユミさんOKOCHIさん、コメントいただきありがとうございます!いただいたお言葉のおかげで、自分ではなかなか分からない深良マユミの作家としての傾向があるのだとあらためて気がつきました。ところでこの「ロックス・アンド・チェインズ」は、2010年の5月に執筆していたもので、もうあれから4年半も経つのだとしみじみしています。よろしければ同じ時期に書きました「うつろなかお」などもお試しくださいませ。お言葉ありがとうございました。感謝です。

    • 2014年11月2日 20:24
  • OKOCHI

    OKOCHIさん味がある、不思議な話です。

    難しい含みがあるので、何度も読まないと、なかなか感想も書けない感じです^^。

    • 2014年11月1日 14:45

うつろなかお

深良マユミが贈る形而上学小説

論理学者の「私」は、あることがきっかけで自分自身を狂人と見なし、すすんで精神病棟に入ったが……。生きる意味と死ぬ意味の謎解きとは、永遠に不可能なのかもしれない。

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